ハッピーカラフルーツ誕生秘話 1

店長の上原です。

ハッピーカラフルーツが誕生して、はや2年になります。

 

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この商品を作ろうと思ったきっかけはいくつかあるんですが

今日はその一つを・・・

 

今の時代、インターネットで果物を販売しているお店は山ほど有ります。

5年、10年後の将来を考えた時、

企業として生き残って行けるのかとても不安がありました。

 

当店は大阪市中央卸売市場から果物を仕入れており、

生産者を特定することが出来ないので顔が見える生産者とは言えず、

特別な栽培方法で作っていることも無く

これと言って強みがありませんでした。

 

はたして、そんな会社に存在意義があるのか、

このまま潰れてしまうのではないかという

危機感がありました。

 

オリジナルの商品が出来ないか日々思い悩みスタッフと色々と

会議を繰り返してました。

 

例えば、果物を詰め合わせてキャラクターや顔文字とか出来ないかとか

果物を立体的にボリューム出るように盛れないかなど

試してみたりはしたのですが

納得出来るレベルではありませんでした。

 

また、スイーツの視点で考えると

クリームやスポンジなどパティシエの専門分野になり

当店では出来なかったりと1年、いや2年以上ずーっと思い悩んでました。

 

そんな時、当時世間ではカット野菜や

カットフルーツが売れているというニュースを見ました。

それを見た私はカットフルーツなら特殊な技術がいらないし

パートさんレベルでもカット出来ると思いました。

 

それから、カットフルーツで何か出来ないかと

デパートや果物屋さんを見て回ったり

インターネットで探したりしていました。

 

そして最初に見つけたのは

忘れもしません、イオンでの商品です。

 

カットフルーツを数種類、串にさして販売しているものでした。

 

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これなら出来る!

 

 

でも焼き鳥の「ねぎま」のような串にカットフルーツを刺しているだけ

デザイン性も感じなく、おしゃれじゃない、

これがネットで売れるのかそんな思いもありました。

 

でも、カットフルーツなら、

通販で販売しているお店は皆無に等しく勝負できる!と思いました。

 

当たり前ですが、インターネットはとても便利で、

ドラエモンの「どこでもドア」のようなもの

現地に行かなくても、よその土地の情報がわかるんです。

 

私はこの「どこでもドア」を使い、

いろいろな国のカットフルーツの情報を漁りました。

そしたらなんとアメリカのサイトで、

とても素敵なカットフルーツのアートを見つけました。

私はのび太になった気分、道具を使えば願いは叶うんです。

 

そのお店の名前はedible arrangements というお店で

よくよく調べると、このお店は世界に1500店舗ほどお店があり、

アメリカでは他にも数社

こういったフルーツのブーケを売っているお店がありました。

 

私が実現したいものがそこにありました。

 

 

早速、見よう見まねで作って見たのですが、全然上手くいきません。

 

 

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同じ形にカットしたフルーツなのに

盛り付けでこんなに違うのかというくらい違ったものでした。

 

 

 

そこで思い切ってアメリカで有名なフルーツブーケのお店が

香港にも支店があるみたいなので、視察に行きました。

 

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写真で見るのと、実際見るのとは大違い

 

バラバラにさしているような感じでも

とてもデザイン性があって綺麗なものでした。

 

 

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早速、日本に戻り試作開始

1ヶ月以上、何度も何度も試作を繰り返しました。

会社が生き残る道はこれしかない!いう気持ちもありました。

 

そして出来上がった第一号がこちら

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商品ページをアップして売れたのは約1週間後でしょうか

その時はとても嬉しくて、今でもお客様の名前は覚えているくらいです。

 

 

あれから2年の月日が経ちました。

その間にいろんな問題がありました。

届いた時に果物が落ちてる、商品が倒れて届いた

バルーンのインクがフルーツに着いたなどなど。

 

そういったお叱りからハッピーカラフルーツは、

今も日々進化していってます。

これからも、愛され、

届いた瞬間の笑顔を思い浮かべ、ハッピーになれるよう

心を込めてお作りさせていただきたいと思います。

 

ハッピーカラフルーツ専門店ギフトパーク

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